子どもが風邪をひきやすいのは、免疫の発達途中や集団生活などが関係しています
子どもが何度も風邪をひくのは、必ずしも体が弱いことを意味するわけではありません。
特に乳幼児は、病原体から体を守る免疫の仕組みが発達している途中です。風邪の多くは、さまざまなウイルスによって起こります。一度感染するとそのウイルスに対する免疫ができますが、風邪の原因となるウイルスは数多くの種類があります。そのため、別のウイルスに感染して、また風邪の症状が出ることがあります。
また、保育園や幼稚園などの集団生活では、子ども同士の距離が近く、感染する機会が増えます。特に乳幼児は、手で鼻や口、目などを触ることも多く、手や物を介して感染が広がる場合があります。厚生労働省も、集団保育を受ける子どもは家庭で過ごす子どもより感冒にかかりやすいとしています。
対策としては、手洗いを習慣にし、十分な睡眠と適度な運動、バランスのよい食事を心がけることが基本です。
風邪を頻繁にひくだけで、すぐに病気や特別な体質があるとは限りません。しかし、発熱などの症状が長引く、体重が増えにくい、感染症が重症化しやすいなど、気になることがあれば小児科に相談しましょう。
参考
- 学校、幼稚園、認定こども園、保育所において予防すべき感染症の解説|日本小児科学会
https://www.jpeds.or.jp/society-activities/index.html(2026年9月8日閲覧) - 抗微生物薬適正使用の手引き 第四版 医科・外来編|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001630903.pdf(2026年9月8日閲覧) - 保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)2023年7月一部修正|こども家庭庁
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/e4b817c9-5282-4ccc-b0d5-ce15d7b5018c/cd6e454e/20231010_policies_hoiku_25.pdf(2026年9月8日閲覧)
