風邪を繰り返すだけで病気とは限りませんが、症状が重い場合や回復しにくい場合は受診しましょう
子どもが風邪を繰り返していても、それだけで病気があるとは限りません。子どもは免疫が発達途中で、さまざまなウイルスに感染する機会があり、風邪を繰り返すことがあります。そのため、風邪の回数だけで体の異常を判断することはできません。
一方で、
- 風邪をひくたびに症状が重い
- なかなか治らない
- 肺炎や中耳炎などの感染症を繰り返す
- 体重や身長が増えにくい
- 普段から元気がない
といった場合は、ほかの病気がないかなどを確認するため、医療機関への相談を検討しましょう。
受診するときは、風邪をひいた回数だけでなく、発熱やせきなどの症状がどのくらい続いたか、症状がどの程度だったか、治った後に普段の状態へ戻っているかを伝えると診察の参考になります。これまでの経過を簡単に記録しておくのもよいでしょう。
なお、風邪のような症状が長く続いている場合は、風邪以外の原因が関係していることもあります。「風邪を繰り返している」と自己判断せず、気になる症状が続くときは小児科に相談しましょう。
風邪を繰り返すこと自体は、必ずしも病気のサインではありません。回数だけでなく、症状の重さや回復の経過、普段の成長や体調も含めて判断することが大切です。
参考文献
- 学校、幼稚園、認定こども園、保育所において予防すべき感染症の解説|日本小児科学会
https://www.jpeds.or.jp/society-activities/index.html(2026年9月8日閲覧) - 抗微生物薬適正使用の手引き 第四版 医科・外来編|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001630903.pdfl(2026年9月8日閲覧) - 保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)2023年7月一部修正|こども家庭庁
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/e4b817c9-5282-4ccc-b0d5-ce15d7b5018c/cd6e454e/20231010_policies_hoiku_25.pdf(2026年9月8日閲覧)
