乳幼児で6〜8回ほど風邪などの呼吸器感染症にかかることがあります
厚生労働省によると、小児は年間平均6~8回程度、感冒(風邪)にかかるとされています。また、10~15%ほどの子どもは年間12回以上かかるとの報告もあります。特に年齢が低い子どもでは、風邪をひく回数が多くなる傾向があります。
そもそも風邪は、特定の1つの病気ではありません。主にさまざまなウイルスによって、鼻水やせき、発熱などが起こる状態をまとめて「風邪」と呼んでいます。そのため、何度も風邪をひいていても、同じ感染症を繰り返しているとは限りません。異なるウイルスにその都度感染している場合があります。
こうしたことから、「今年は何度も風邪をひいている」と感じても、回数だけで体が弱いとは判断できません。風邪をひいた回数には個人差があり、同じ年齢でも違いがあります。
一方で、風邪の症状が毎回重い、なかなか回復しないなど、気になる様子がある場合は、回数だけではなく症状や経過も含めて小児科に相談するとよいでしょう。
6~8回程度という数字はあくまで目安です。何回ひいたかだけが重要ではなく、その都度きちんと回復しているかも確認することが大切です。
参考文献
- 学校、幼稚園、認定こども園、保育所において予防すべき感染症の解説|日本小児科学会
https://www.jpeds.or.jp/society-activities/index.html(2026年9月8日閲覧) - 抗微生物薬適正使用の手引き 第四版 医科・外来編|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001630903.pdf(2026年9月8日閲覧) - 保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)2023年7月一部修正|こども家庭庁
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/e4b817c9-5282-4ccc-b0d5-ce15d7b5018c/cd6e454e/20231010_policies_hoiku_25.pdf(2026年9月8日閲覧)
