「通いやすさ・相談しやすさ」を目安に選ぶと安心です
小児科は、「通いやすく安心して相談できるかどうか」を重視して選ぶことが大切です。
子どもは体調を崩しやすく、急な受診が必要になることもあるため、無理なく通える距離にあると安心とされています。
また、医師やスタッフが話をよく聞いてくれるかも大切なポイントです。保護者の不安や疑問を気軽に相談できる環境があると、安心して通い続けやすくなります。
具体的なチェックポイント
- 自宅や保育園から近い場所
- 診療時間や予約の取りやすさ
- 待ち時間の長さ
- 予防接種や健診に対応している
- 院内の雰囲気や清潔さ
- 感染対策がされている など
人気のある小児科でも必ずしもすべての人に合うとは限りません。実際に受診してみて、子どもや保護者が安心できるかを確かめることも大切です。
合う病院を見つけ、かかりつけ医を決めておくと、いざというときにスムーズに相談できるため安心です。
小児科ナースの本音
医師の「専門性」も安心につながるポイントです
小児科選びのポイントとして、「医師の専門性」も一つの目安になります。アレルギーや心臓の病気、発達など、特定の分野を専門的に診ている医師もいます。
その分野に詳しい医師のほうが、より具体的で安心できる説明が受けられる場合があります。ホームページなどに専門分野が記載されていることも多いため、参考にしてみるとよいでしょう。
ただし、まずは日常的に通いやすい小児科を「かかりつけ医」として持ち、気になる症状や不安がある場合は、かかりつけ医に相談することが基本とされています。必要に応じて、専門的な医療機関を紹介してもらえることもあります。
日常的な発熱や風邪は通いやすい小児科をかかりつけとしつつ、専門的な相談が必要なときは別の病院を受診するなど、症状や状態に合わせた使い分けが大切です。
「何でも相談できる身近な存在」と「専門的に診てもらえる安心感」の両方をバランスよく持つことがポイントです。
「おうちでの過ごし方」を教えてくれる医師は心強い味方です
もうひとつのポイントは、診察して薬を出すだけでなく、その後の過ごし方まで丁寧に教えてくれる医師を選ぶことです。「どんな症状が出たら再受診するか」「夜間や翌朝はどう過ごすか」といった具体的な目安があると、家庭での不安が軽くなります。
受診時は、聞きたいことを十分に聞けないこともあります。しかし、家に帰ってからの看病の時間のほうが長く、困る場面も多いものです。
そのため、ホームケアや受診・再診の目安を分かりやすく説明してくれる医師は、心強い存在になります。また、医師に聞きそびれてしまっても、看護師に質問できる雰囲気があるかも大切です。
加えて、薬の使い方について丁寧に説明してくれるかどうかも、安心して通える小児科を選ぶうえでのポイントのひとつです。特に抗菌薬(いわゆる抗生物質)は、細菌による感染症に対して使われる薬であり、かぜなどのウイルス感染では効果がないとされています。必要な場合に適切に使うことが大切とされており、その理由や使うかどうかの判断について、わかりやすく説明してくれる医師は信頼しやすい存在です。
それぞれの家庭にあった、頼れる小児科を見つけてみてください。
参考文献
- 「かかりつけ医」の見つけ方・探し方|厚生労働省 https://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/mitsukeru.html(2026年4月10日閲覧)
- かかりつけ医機能が発揮される制度整備について|厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001167227.pdf (2026年4月14日閲覧)
