夜泣きは成長とともに自然に減り、1歳半頃に落ち着くことが多いと言われています
夜泣きは、多くの赤ちゃんに見られる一時的な現象で、成長とともに少しずつ減っていくとされています。個人差はありますが、生後6か月頃から始まり、1歳前後でピークを迎え、1歳半頃には落ち着くことが多いといわれています。
これは、赤ちゃんの睡眠リズムや脳の発達が関係しています。生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜の区別がまだついていませんが、成長するにつれて体内時計(体のリズム)が整い、夜にまとまって眠れるようになっていきます。また、日中に受けた様々な刺激を脳が整理する過程で夜泣きが起こるとも考えられており、これは知的好奇心や記憶力が豊かになってきた証拠ともいえるでしょう。
さらに近年では、赤ちゃんの機嫌や眠りやすさに関わる要素の一つとして、腸内環境との関連も研究されています。腸内細菌のバランスが、ぐずりやすさやいわゆる「コリック(黄昏泣き)」に影響する可能性が示唆されています。
夜泣きの時期や程度には個人差がありますが、長く続く場合でも成長の一環であることがほとんどです。ただし、発熱したり、ぐったりしているなど、普段と様子が違う場合は、念のため医療機関を受診することをおすすめします。
夜泣きは多くの場合、時間とともに自然に落ち着いていくと考えられています。成長とともに睡眠サイクルが深まっていくため、永遠に続くものではなく、必ず終わりがくる成長のプロセスとして捉えることができます。お子さんの成長を見守ることも大切ですが、保護者の負担も大きい問題です。家庭内で抱え込みすぎず、心配な時は専門機関に相談することも検討してみましょう。
参考文献
- 教えて!ドクター 夜泣き 2025|佐久医師会
https://oshiete-dr.net/pdf/2025120802yonaki.pdf(2026年4月9日閲覧) - 未就学児の睡眠指標| こども家庭庁 健やか親子21
https://sukoyaka21.cfa.go.jp/media/tools/s04_nyu_pan004.pdf(2026年4月9日閲覧) - The Effect of Probiotics on Symptoms, Gut Microbiota and Inflammatory Markers in Infantile Colic: A Systematic Review, Meta-Analysis and Meta-Regression of Randomized Controlled Trials
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7231167/(2026年4月22日閲覧)
