胃腸の未熟さや水分不足が主な原因です。マッサージや綿棒刺激で排便を促しましょう。
赤ちゃんの便秘は、成長途中の体の働きによるものが多いとされています。特に生まれて間もない時期は腸の動きがまだ未熟で、便を押し出す力が弱い場合があります。
また、ミルクの量や水分が足りないと便がかたくなり、出にくくなることもあります。加えて、腸内環境も関係するとされており、母乳とミルクでは腸内細菌のバランスに違いがみられ、こうした違いが便の状態や排便リズムに関係する可能性があります。
対応としては、お腹を「の」の字にやさしくマッサージしたり、綿棒で肛門を軽く刺激する方法が一般的です。ただし、強く刺激しすぎると肛門を傷つけるおそれがあるため注意が必要です。綿棒は入れすぎないように短く持ち、先端をワセリンなどで滑りやすくして、くるくる回したり出し入れしたりして刺激をしてみましょう。授乳量や水分量の見直しも大切です。
何日も排便がない、苦しそうにしている場合や噴水状に吐いたりする場合は医療機関に相談しましょう。赤ちゃんの便秘はよくみられる症状ですが、無理のないケアで様子を見ることが大切です。
参考文献
- 小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン|日本小児栄養消化器肝臓学会・日本小児消化管機能研究会
https://www.jspghan.org/constipation/files/guideline.pdf (2026年4月8日閲覧) - 子どもの便秘|日本小児栄養消化器肝臓学会
https://www.jspghan.org/constipation/files/pamphlet.pdf (2026年4月8日閲覧) - Difference in the Intestinal Microbiota between Breastfeed Infants and Infants Fed with Artificial Milk: A Systematic Review
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39057760/ (2026年4月23日閲覧)
