むし歯予防のために年齢に合ったフッ素濃度の歯磨き粉を選ぶことが大切です
フッ素入りの歯磨き粉は、むし歯(虫歯)予防に役立つとされています。特に子どもの場合は、年齢に応じた適切なフッ素濃度を選ぶことが大切です。フッ素濃度とは、歯磨き粉の中に含まれるフッ素の量を示す指標で、「ppm」という単位で表されます。
子どもの歯は成長の途中で、飲み込む力やうがいの習得にも個人差があります。そのため、年齢によって推奨される濃度が異なります。低年齢では歯磨き粉を飲み込んでしまうことがあるため、安全面に配慮してやや低い濃度がすすめられています。
一方で、成長とともにうがいができるようになり、飲み込む量が減るため、より高い濃度を使うことでむし歯予防の効果を高めることが期待されています。濃度の目安としては、歯が生え始めてから5歳頃までは900〜1000ppm、6歳以上では1400〜1500ppmが推奨されています。年齢に応じた濃度を選び、就寝前を含め1日2回の歯みがきに使用することが基本です。

年齢によって濃度が異なるため、家族で間違えて使用することがないよう歯磨き粉の置き場所など保管方法を工夫することも大切です。
年齢に合った濃度と使い方を守ることで、安全にむし歯予防を続けることができます。
参考文献
- フッ化物配合歯磨剤|厚生労働省 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-02-007 (2026年4月10日閲覧)
- こどもたちの口と歯の質問箱|日本小児歯科学会 https://www.jspd.or.jp/question/2years_old/ (2026年4月10日閲覧)
- 4学会合同のフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法|日本口腔衛生学会 ・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会 https://www.kokuhoken.or.jp/jsdh/news/2023/news_230106.pdf (2026年4月10日閲覧)
