フッ素は適切な量で使用すれば安全とされています
フッ素は、水や食べ物にも含まれる自然のミネラルで、歯みがき粉にも広く使われています。子どもにも、決められた量を守って使えば安全とされています。特に歯みがき粉に含まれるフッ素は、安全性を考えて調整されています。

子どもは体が小さく、年齢によってうがいが十分でないため、使う量が大切です。使う量としては、
- 歯が生え始めてから2歳頃まで:米粒程度(1〜2mm程度)
- 3〜5歳:グリーンピース程度(5mm程度)
- 6歳以降:歯ブラシ全体(1.5〜2cm程度)
が目安とされています。うがいができないうちは、歯を磨いた後、ティッシュなどで軽く歯磨き粉を拭き取っても良いとされています。
一方で、フッ素のとりすぎによって「歯のフッ素症」と呼ばれる状態が起こることがあります。これは歯に白い斑点が見られるもので、特に6歳以下の時期に影響を受けやすいとされています。そのため、むし歯予防のために「たくさん使えば良い」というわけではなく、年齢に合った量を守った上で使用することが基本とされています。
フッ素は、正しい量で使うことが安全につながります。毎日の歯みがきの中で、年齢に合った量を取り入れていくことが大切です。
参考文献
- フッ化物配合歯磨剤|厚生労働省 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-02-007 (2026年4月10日閲覧)
- こどもたちの口と歯の質問箱|日本小児歯科学会 https://www.jspd.or.jp/question/2years_old/ (2026年4月10日閲覧)
- 4学会合同のフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法|日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会 https://www.kokuhoken.or.jp/jsdh/news/2023/news_230106.pdf (2026年4月10日閲覧)
- 歯のフッ素症(斑状歯)|日本臨床口腔病理学会教育委員会 https://www.jsop.or.jp/atlas/developmental-anomalies-of-the-teeth/dental-fluorosis/ (2026年4月15日閲覧)
