フッ素入り歯磨き粉は歯の生え始めから使えます。年齢に応じた濃度と量で使用します。
フッ素入り歯磨き粉は、乳歯が生え始めた頃から使用できるとされています。生後6か月前後で前歯が生えてくる時期が一つの目安です。この時期から使うことで、歯の表面を強くし、むし歯(虫歯)になりにくい状態を保つ働きが期待されます。
フッ素は、歯が溶ける「脱灰」を抑制し、溶け出した成分を戻す「再石灰化」を助ける成分で、歯を丈夫にしたり初期のむし歯を修復する働きがあるとされています。そのため、歯が生え始めた早い段階から取り入れることが効果的と考えられています。
使い始める際は、まずはごく少量から取り入れ、歯みがきの習慣づけとあわせて行うことが大切です。保護者が仕上げみがきをしながら、口の中の様子を確認することもポイントです。
ただし、年齢に合わない使い方や量の使いすぎは避ける必要があります。うがいができない時期は適切な量を意識し、余分に口に残っている際は軽くティッシュなどで拭うなど工夫しましょう。歯が生え始めた時期から無理なく取り入れ、日々のケアとして続けていくことが大切です。
参考文献
- フッ化物配合歯磨剤|厚生労働省 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-02-007 (2026年4月10日閲覧)
- こどもたちの口と歯の質問箱|日本小児歯科学会 https://www.jspd.or.jp/question/2years_old/ (2026年4月10日閲覧)
- 4学会合同のフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法|日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会 https://www.kokuhoken.or.jp/jsdh/news/2023/news_230106.pdf (2026年4月10日閲覧)
