けいれん時は安全な姿勢にして様子を見ることが大切です
熱によるけいれんが起きたときは、まず落ち着いて子どもの安全を守ることが大切です。無理に動きを止めようとせず、呼吸がしやすい姿勢に整えることが基本とされています。多くの場合、けいれんは短時間で自然におさまるとされています。
具体的には、以下のようなことに気をつけましょう。
- 衣服をゆるめる
- 吐いたものがのどに詰まらないよう、横向きに寝かせる
- 頭や体をぶつけないよう、周囲の危険な物を移動させる
- けいれんが始まった時間を確認しておく
可能であれば、動画を撮影しておくと、後々受診した場合に診察の助けになることがあります。

けいれん中は強く揺さぶったり、大きな声で呼びかけたりする必要はありません。静かに見守ることがすすめられます。また、口の中に物を入れることも避けましょう。のどを傷つけたり、窒息につながるおそれがあります。
5分以上続く場合や、けいれん後も意識が戻らない場合、初めての発作の場合は受診がすすめられます。呼吸が苦しそうなときも注意が必要です。
多くは自然に回復しますが、慌てず安全確保と観察を行い、必要に応じて医療機関に相談することが大切です。
参考文献
- 熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023
https://www.childneuro.jp/uploads/files/about/FS2023GL/02fs2023_introduction.pdf
(2026年4月10日閲覧) - けいれん、ひきつけ - 白クマ先生の子ども診療所|日本医師会
https://www.med.or.jp/clinic/sick_keiren.html(2026年4月10日閲覧) - こども相談室 第47回 子どものけいれん~いざという時にあわてないために|千葉県小児科医会
https://www.chibasyouni.com/child_counseling/post/child_counseling-252(2026年4月10日閲覧) - けいれん、意識混濁時のフローチャート (初めての発作や医師の指示がない場合)|一般社団法人 日本小児神経学会
https://www.childneuro.jp/wp/wp-content/uploads/2024/11/about_01keiren_chart_ver01.pdf(2026年4月10日閲覧)
