意識を失い、白目をむく、手足を突っ張る、ガクガクさせるなどの症状が発熱時に起こります。
熱性けいれんは、発熱にともなって突然起こる発作で、意識がなくなり、呼びかけに反応しなくなることがあります。目は上を向いたり白目になることがあり、体は突っ張ったり、手足がガクガクと震えたりします。顔色が悪くなることもありますが、多くは数分以内におさまるとされています。
これは、子どもの脳がまだ発達の途中にあり、急な体温の上昇に過敏に反応するためと考えられています。特に生後6か月から5歳ごろの子どもに多くみられます。
発作の体の動きにはいくつかの特徴があります。全身が硬くなるタイプや、手足がリズムよく震えるタイプがあり、これらが組み合わさって起こる場合もあります。一般的には、体が左右同じように動くことが多いとされています。
発作が長く続く場合や、体の片側だけが動く場合、繰り返し起こる場合などは注意が必要とされています。
熱性けいれんは見た目に驚く症状ですが、多くは一時的なものであるとされています。特徴を知っておくことで、落ち着いて見守ることにつながります。
参考文献
- 熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023|日本小児神経学会 https://www.childneuro.jp/uploads/files/about/FS2023GL/02fs2023_introduction.pdf(2026年4月10日閲覧)
