流産を完全に防ぐことは難しいですが、体調管理やオーラルケアをはじめとする生活習慣に気をつけることが大切です
流産は、妊娠22週よりも前に妊娠が終了してしまう状態のことを指します。
妊娠12週未満の早期流産で最も多い原因は、胎児側の染色体異常だと言われています。お母さんが何かをしたから、あるいはしなかったからというわけではなく、受精卵や染色体の異常によって赤ちゃんが育つことができないという原因のため、流産を完全に防ぐことは難しいと考えられています。
しかし妊娠がわかった時から生活習慣を見直すことで、流産のリスクを下げることにつながる可能性もあります。
<体調管理・生活習慣の見直し>
- 良好な口腔衛生の維持(オーラルケア)
- 禁酒
- 禁煙
- バランスのいい食事
- 葉酸の摂取
- カフェインを控える
- ストレスを溜めない
- 質のいい十分な睡眠
- 感染症の予防
妊娠中はホルモンの影響で歯周病が起こりやすく、炎症が全身に影響することで、流産や早産との関連が指摘されています。そのため、日々の歯みがきに加え、歯科受診やクリーニングも検討するとよいでしょう。
妊娠初期には不安がつきものですが、食事・睡眠をしっかりとり、気分転換もしながら穏やかな気持ちで過ごせるよう心がけましょう。
流産の多くは赤ちゃん側の原因によるものとされており、お母さんのせいではないことが多いといわれています。万が一流産になってしまっても、ご自身を責めすぎないことも大切です。
参考文献
- 流産・切迫早産|日本産科婦人科学会 https://www.jsog.or.jp/citizen/5707/ (2026年3月17閲覧)
- 流産のすべて |日本産婦人科医会 https://www.jaog.or.jp/notes/note8514/ (2026年3月17閲覧)
- Folic acid: The key to a healthy pregnancy – A prospective study on fetomaternal outcome - PMC https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10887341/ (2026年3月17閲覧)
- Regular consumption of Lactobacillus reuteri-containing lozenges reduces pregnancy gingivitis: an RCT - PubMed https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27461133/(2026年3月26日閲覧)
- 妊娠時の歯やお口のケア|日本歯科医師会 https://www.jda.or.jp/park/prevent/ninsinji.html (2026年4月2日閲覧)
