
一般的な考え方|赤ちゃんが泣き止まないのは体や気持ちのサイン。焦らず落ち着いて対応しましょう。
赤ちゃんが泣き止まないと、体調が悪いのかと心配になりますよね。しかし、必ずしも病気や体調不良とは限らず、いくつかの理由が重なっていることが多いと言われています。お腹がすいた、おむつが濡れている、眠い、暑い・寒い、不安で抱っこしてほしいなどがよくある理由です。
一方、原因がはっきりしないまま長く泣くこともあり、これをコリックや黄昏泣きなどと呼ぶこともあります。
まずは授乳、おむつ交換、抱っこ、部屋の温度調整など基本的なことを確認します。縦抱きにして背中をトントンする、静かな音楽やホワイトノイズ(「シャー」「ザー」というテレビの砂嵐のような雑音)を聞かせるなどの工夫で泣き止むことがあります。
抱っこしてゆっくり歩くと落ち着く赤ちゃんもいます。赤ちゃんは抱っこされて歩いてもらうと安心して心拍数が下がり、泣きが落ち着きやすくなるという研究も報告されています。
赤ちゃんが泣き止まないと、必死にあやそうとして強く揺らしてしまうことがあります。しかし、強く揺さぶると「乳幼児揺さぶられ症候群」という脳のダメージにつながる危険があります。
短時間泣かせたままにしても、赤ちゃんの健康に直接的な悪影響はないと言われています。一度赤ちゃんを安全な場所に寝かせて、まずはママやパパが少し落ち着くようにしましょう。
普段と様子が違うと感じたり、ぐったりしている、発熱がある場合は医療機関へ相談してください。
参考文献
- 日本小児科学会|乳幼児揺さぶられ症候群防止パンフレット https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/070815_shaken.pdf (2026年3月23日閲覧)
- 赤ちゃんの泣きの特徴・対処・揺さぶられ症候群予防 https://www.cfa.go.jp/policies/jidougyakutai/nakiyamanai/ (2026年3月23日閲覧)
- Walk then sit: A scientific recipe that helps babies stop crying | RIKEN https://www.riken.jp/en/news_pubs/research_news/pr/2022/20220914_1/index.html (2026年3月23日閲覧)
- Colic Relief Tips for Parents|American Academy of Pediatrics https://www.healthychildren.org/English/ages-stages/baby/crying-colic/Pages/Colic.aspx (2026年4月22日閲覧)