赤ちゃんの湿疹は乾燥や汗、皮脂などが原因で起こることがあります
赤ちゃんの湿疹は、皮膚の状態や生活環境の影響を受けて起こることが多いとされています。特に新生児から乳児期は皮膚の働きが未熟なため、少しの刺激でも赤みやぶつぶつが出やすい時期です。
原因としては、皮膚の乾燥、汗による刺激、皮脂の分泌が関係しています。こうした要因が重なることで、いくつかの種類の湿疹として現れることがあります。
たとえば、乳児期に多くみられる「乳児湿疹」は、赤ちゃんにみられるさまざまな湿疹の総称として使われることがあります。代表的なもののひとつが脂漏性湿疹で、頭や眉、耳の周りなどに、黄色っぽいかさぶたや赤みがみられます。これは、皮膚に常在する菌(普段からいる菌)も関係すると考えられています。
また、汗がたまることでできる「あせも」も湿疹の一つです。さらに、湿疹を繰り返したり、かゆみが強いといった場合には、アトピー性皮膚炎の可能性も考えられます。
これらの湿疹の多くは、数週間〜数か月ほどで自然に軽快していくことが多いとされています。見た目に驚くこともありますが、必ずしも特別な治療が必要になるわけではありません。
ただし、湿疹が広がる、赤みが強くなる、じゅくじゅくしてくる場合や、なかなか改善しない場合は注意が必要です。このようなときは医療機関での相談がすすめられます。
参考文献
- アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2024|日本皮膚科学会ガイドライン https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/ADGL2024.pdf (2026年4月9日閲覧)
- 新生児や乳児にみられる皮膚トラブル|日本産婦人科医会
https://www.jaog.or.jp/note/(2)新生児や乳児にみられる皮膚トラブル/ (2026年4月9日閲覧) - 赤ちゃんに湿疹が出たらどうする|日本アレルギー学会 https://www.jsaweb.jp/modules/citizen_movies/index.php?content_id=2 (2026年4月13日閲覧)
