過剰な皮脂、乾燥、よだれなどの刺激が主な原因。洗う・保湿の基本的なスキンケアが大切です。
赤ちゃんの肌荒れは、皮膚が未熟であることに加え、皮脂や乾燥、よだれなどの刺激によって起こりやすいとされています。赤ちゃんの皮膚は大人よりも薄く、外からの刺激を防ぐ働きが十分ではありません。そのため、少しの刺激でも赤みやぶつぶつが出やすい特徴があります。
こうした特徴をふまえ、毎日のスキンケアが大切です。基本は「洗う」「保湿する」の2つです。
スキンケアのポイント
- 手のひらを使い、泡でやさしく洗う
- 首や肘などしわの多い部分に洗浄剤が残らないようしっかり流す
- 入浴後はすぐに保湿剤を塗る
- 保湿剤はすり込まず、皮膚にのせるようにたっぷりと塗る(しわの多い部分は皮膚をのばして)
- 複数のタイプを使う場合は、水分を補うローションなどを先に、その後油分で保護するワセリンなどの順番で塗る
加えて近年では、皮膚に存在する常在菌(スキンマイクロバイオーム)に着目したスキンケアも研究が進んでいます。こうした考え方に基づき、プロバイオティクスなどを応用した製品の開発も進められており、今後の選択肢の一つとして注目されています。
このようなケアで、皮膚のバリア機能を補うことができるとされています。また、汗やよだれをこまめに拭き取ることも大切なケアの一つです。
赤ちゃんの肌は変化しやすい時期にあります。日々のやさしいケアを続けることが、肌荒れの予防につながると考えられています。
参考文献
- 皮膚トラブル-(1)スキンケアについて|日本産婦人科医会
https://www.jaog.or.jp/notes/note21841/ (2026年4月9日閲覧) - 乳幼児スキンケア|環境再生保全機構
https://www.erca.go.jp/yobou/pamphlet/form/00/archives_30520.html (2026年4月9日閲覧) - 赤ちゃんに湿疹が出たらどうする|日本アレルギー学会 https://www.jsaweb.jp/modules/citizen_movies/index.php?content_id=2 (2026年4月13日閲覧)
- Topical Probiotics as a Novel Approach in the Treatment of Chronic Dermatoses Associated with Skin Dysbiosis: A Narrative Review
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12563256/ (2026年4月22日閲覧) - Lactobacillus reuteri DSM 17938-A comparative study on the effect of probiotics and lysates on human skin https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31021014/ (2026年4月22日閲覧)
