むし歯は進行度によって初期はフッ素塗布、進行後は麻酔をして削り詰め物で補います。
子どものむし歯(虫歯)治療は、むし歯の進み具合に応じて方法が選ばれます。初期の段階では歯を削らず、フッ素を塗って歯を強くし、進行を抑える方法が選ばれることがあります。痛みもほとんどなく、負担が少ない治療とされています。
一方、むし歯が進行すると、細菌により歯が溶けているため、感染した部分を削って取り除く必要があります。その後、詰め物や被せ物で補う治療が行われます。治療時には必要に応じて麻酔を使用するため、強い痛みは感じにくいとされています。
具体的な流れとしては、まず診察と必要に応じてレントゲン検査を行い、むし歯の深さを確認します。そのうえで、経過観察・フッ素塗布・削る治療などを選択します。小さなお子さんや不安が大きい場合は、器具に慣れる練習から始めることもあります。
注意点として、むし歯は自然に治ることは少なく、進行すると治療が大がかりになる場合があります。また、怖い経験があると歯科受診が苦手になることもあります。治療への不安を減らすためにも、無理に進めず段階的に慣らしていくことが大切です。
むし歯は進行してから治療するよりも、早めに見つけて対応し、日頃から予防を意識することが大切です。基本は、仕上げみがきやフッ素の活用、定期的な歯科受診です。
また近年では、口の中の細菌バランスに着目した研究も進んでおり、プロバイオティクス(善玉菌)によって口腔内環境を整える試みも報告されています。
むし歯は早期に見つけて対応することで、負担の少ない治療につながります。日頃からの観察と定期的な受診が大切とされています。
監修医師
参考文献
- むし歯の治療の流れ|厚生労働省 https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-02-004 (2026年4月12日閲覧)
- こどもたちの口と歯の質問箱|日本小児歯科学会 https://www.jspd.or.jp/question/2years_old/(2026年4月12日閲覧)
- 歯科医師によるフッ素塗布の効果や安全性|公益社団法人 神奈川県歯科医師会 https://www.dent-kng.or.jp/colum/basic/4076/ (2026年4月13日閲覧)
- Limosilactobacillus reuteri in Pediatric Oral Health: A Systematic Review https://www.mdpi.com/2076-3417/15/21/11783 (2026年4月23日閲覧)
