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カテゴリ:赤ちゃん

マタニティブルーとは?産後うつとの違いや症状・受診の目安を解説

更新日 2026.05.11
カテゴリ 産後のからだとこころ
マタニティブルーとは?産後うつとの違いや症状・受診の目安を解説

出産後はホルモンバランスや生活の変化により、気分が落ち込んだり涙が出やすくなったりすることがあります。これは珍しいことではありません。

マタニティブルーは、多くの場合、産後1〜2週間ほどで自然に落ち着いていく一時的な気分の変化です。一方、症状が長く続いたり、日常生活や育児に支障が出たりする場合は、産後うつの可能性があり、医療機関への相談が大切です。

違いを知っておくことで、無理をせず、必要なときに周囲や医療機関に相談しやすくなります。

マタニティブルーとは?産後によくみられる一時的な気分の変化

マタニティブルーは、出産後に多くの人にみられる一時的な気分の変化です。涙もろくなる、不安になる、イライラするなどの症状がみられることがあります。出産後は女性ホルモンが急激に変化し、睡眠不足や慣れない育児の疲れも重なるため、気持ちが不安定になりやすいとされています。


多くの場合、産後数日から1〜2週間ほどで自然に落ち着いていきます。無理をせず、休息をとり、家族や周囲に頼ることが大切です。ただし、症状が強い場合や長く続く場合は、「マタニティブルーだから」と我慢せず、助産師や医師などに相談しましょう。

産後うつとは?治療が必要になることもあるこころの不調

産後うつは、出産後に起こるうつ状態で、医療機関での相談や治療が必要になることがあります。気分の落ち込みが続く、何をしても楽しくない、強く漠然とした不安や自分を責める気持ちが続くなどの症状がみられます。ホルモンの変化に加えて、育児の負担や睡眠不足、環境の変化など、様々な要因が重なって起こると考えられています。

ひとりで抱え込まず、家族や周囲に気持ちを話すことが大切です。休養やカウンセリング、必要に応じて薬による治療などが行われます。

マタニティブルーと産後うつの違いは?症状や期間に違いがあります

マタニティブルーと産後うつの大きな違いは、症状の続く期間や程度、日常生活への影響などです。

マタニティブルーは産後すぐから始まり、1〜2週間ほどで自然に改善することが多いとされています。一方、産後うつは気分の落ち込みや不安、不眠、食欲低下などといった強い症状が長く続き、日常生活や育児に支障が出ることがあります。

期間はあくまで目安です。症状が強い、生活や育児がつらいと感じる場合は、期間にかかわらず相談することが大切です。

 

どのような場合に医療機関を受診したほうがよい?

気分の落ち込みや不安が強く、生活や育児がつらい状態が続く場合は、早めに医療機関や相談窓口に相談することが大切です。

特に、

  • 眠れない状態が続く
  • 食事がとれない
  • 何もやる気が出ない
  • 自分を強く責めてしまう
  • 育児や家事が難しいと感じる

といった状態が続く場合は、産後うつなどの可能性も考えて、受診し相談することをおすすめします。

また、「消えてしまいたい」「自分を傷つけたい」などの気持ちが出てくる場合は、できるだけ早く医療機関や相談窓口に相談してください。ひとりにならず、家族など身近な人にも気持ちを伝えましょう。産婦人科や心療内科、精神科のほか、地域の保健センターなどでも相談できる場合があります。

本人がつらさを訴えられない場合もあります。以前と比べて明らかに表情が暗い、赤ちゃんのお世話や日常生活に無関心に見える、不眠や食欲不振が続いているなど、普段と違う様子が続く場合は、周りの家族が受診を検討するよう声をかけたり、相談窓口へ付き添ったりしましょう。

ひとりで抱え込まず、周囲や医療機関に相談することが大切

出産後は体も心も大きく変化する時期であり、気分が不安定になることは産後多くのママにみられます。そして、マタニティブルーも産後うつも、本人の性格や頑張りだけで起こるものではありません。休息をとること、周囲に頼ること、話を聞いてもらうことなどが気持ちを軽くするかもしれません。

家事や育児をひとりで抱え込まず、家族や周囲のサポートを受けるようにしましょう。つらいときは我慢せず、早めに医療機関や相談窓口に相談することが大切です。

 

参考文献