トップ赤ちゃん(0歳)赤ちゃんの歯磨きの方法を教えてください。仕上げ磨きのコツはありますか?
カテゴリ:赤ちゃん

赤ちゃんの歯磨きの方法を教えてください。仕上げ磨きのコツはありますか?

更新日 2026.05.12
カテゴリ 赤ちゃん(0歳)
赤ちゃんの歯磨きの方法を教えてください。仕上げ磨きのコツはありますか?

赤ちゃんの歯磨きは短時間で優しく行うことが大切です

赤ちゃんの歯磨きは、無理なく続けられるように短時間でやさしく行うことが基本です。強くこすらなくても、ポイントを押さえることで十分に汚れは落とせるとされています。

赤ちゃんの歯はやわらかく、歯茎も敏感です。そのため、

  • 力が強すぎると痛みや嫌がる原因になる
  • 「歯磨き=嫌なもの」と感じると習慣づけが難しくなる

といった点に注意が必要です。乳児期から歯ブラシに触れる機会をつくり、歯磨きを生活の一部として取り入れていくことが大切です。

仕上げ磨きは、保護者のひざの上に寝かせて行うと口の中が見やすくなります。基本のポイントは以下の通りです。

  • 歯ブラシは鉛筆のように軽く持つ
  • 小刻みに動かしてみがく
  • 特に上の前歯の唇側は、小帯(唇と歯茎をつなぐ筋)にあたらないように注意する
  • 奥歯はかみ合わせや溝を意識してみがく

時間は1回1〜2分程度が目安ですが、最初は時間にこだわらず、歯ブラシに慣れることを優先して問題ありません。

仕上げ磨きを続けるためには無理をしないことも重要です。

  • 嫌がった場合はできたところまでで終える
  • 無理やり続けない
  • 磨けた日はしっかり褒める
  • 鏡を見ながら「きれいになったね」と伝える

このように、前向きな体験として積み重ねていくことが習慣化につながります。また、頑張って磨こうとするあまり保護者の表情が真剣になり、赤ちゃんが怖がってしまうこともあります。親子ともにリラックスして行えるよう、音楽をかけるなど雰囲気を整える工夫もよいでしょう。

なお、寝かせて磨く際は、保護者がのぞき込みすぎると口の中が見えにくくなるため、手元が暗くならないよう照明にも気をつけましょう。

赤ちゃんの様子を見ながら、安心して続けられる方法を見つけていきましょう。

本当にそれだけ?からだと菌の最新情報

新しい視点|赤ちゃんの口の中は「最初の2年」で大きく変わるとされています

赤ちゃんの口の中の細菌は、生後数か月から急速に増え、特に最初の1〜2年で大きく変化することがわかっています。この時期にどのような菌が定着するかが、その後の口の環境に影響する可能性があるとされています。

また、むし歯(虫歯)の原因となる菌は生まれたときには存在せず、生活の中で周囲から移るとされています。こうした背景から、歯みがきは単に汚れを落とすだけでなく、口の環境づくりの一つとして考えられています。

これから変わるかも|やり方よりも「気持ちへの配慮」が重要かもしれません

乳幼児の歯みがきがうまくいかない理由は、単に方法の問題だけではない可能性があります。研究では、子どもの嫌がりや癇癪、イヤイヤ期など、感情面への対応が大きなポイントになることが示されています。

つまり、歯みがきの上手さよりも、「どのように関わるか」が習慣づくりに影響する可能性があります。無理にやらせるのではなく、たとえば

  • 機嫌のよいタイミングに行う
  • 好きな音楽をかけて楽しい雰囲気をつくる
  • 「あと10秒だけやろうね」と短く区切る
  • 終わったあとにしっかりほめる

といった関わり方を取り入れることで、受け入れやすくなることもあります。

歯みがきを「やらせる時間」ではなく、「一緒に慣れていく時間」として関わる視点も、これからの習慣づくりのヒントになりそうです。

本項目は、研究報告をもとに編集部がまとめた「新しい視点」です。まだ研究段階の内容も含まれるため、参考情報の一つとしてご覧ください。

参考文献