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赤ちゃんのアトピーはスキンケアで対策できますか?ケアの方法を教えてください

更新日 2026.05.12
カテゴリ 赤ちゃん(0歳)
赤ちゃんのアトピーはスキンケアで対策できますか?ケアの方法を教えてください

アトピーは清潔と保湿のスキンケアで悪化を防ぐことが大切です

アトピーに対するスキンケアは、症状の悪化や再燃を防ぐための対策として重要であるとされています。アトピーの皮膚は、バリア機能(外からの刺激を防ぐ働き)が低下し、水分が不足したドライスキン状態になっています。保湿剤を用いたスキンケアによって皮膚のバリア機能を回復・維持させることで、汗や汚れ、細菌などの侵入や痒みを防ぎ、症状の悪化を予防することができると考えられています。

スキンケアのポイント

  • アトピーは乾燥だけでなく「炎症のある状態」のため、保湿だけに頼らない
  • 赤み・かゆみがある部位は、保湿+医師指示の外用薬を使って、まず炎症抑えることが重要
  • 入浴では汗・皮脂・よだれなど炎症の原因をきちんと落とす(首・肘・膝裏など悪化しやすい部位は特に丁寧に)
  • 保湿は入浴後に加えて、日中もこまめに(1日2〜3回以上)重ねる
  • 白色ワセリンで“保護するケア”を取り入れる。特に口周りは、授乳前や食事前に薄く塗っておくと、よだれや食べこぼしから肌を守り、悪化予防につながる
  • よだれ・汗・食べこぼしは、拭いたらすぐ保湿までセットで行う
  • 衣類・スタイ・寝具などの接触刺激や蒸れを減らすこともスキンケアの一部

症状のある部分だけでなく、見た目に問題のない部位も含めて全身に保湿剤を塗ることが大切です。アトピーでは、症状が出ていない皮膚もバリア機能が低下しているため、日頃からの保湿が再発予防につながります。

また、赤みやかゆみがある場合は、保湿に加えて炎症を抑える治療を併用することが基本とされています。医師の指示に従い、スキンケアと治療をあわせて行いましょう。

本当にそれだけ?からだと菌の最新情報

新しい視点|アトピーは「皮膚の菌のバランス」も関係している可能性があります

アトピーは乾燥した皮膚のトラブルと考えられがちですが、最近では皮膚にいる菌のバランスも関係している可能性が指摘されています。アトピーでは特定の菌が増えやすく、こうした菌の偏りが炎症の悪化に関わると考えられています。

このため、皮膚のバリア機能だけでなく、「どんな菌がいるか」という視点も含めて、アトピーをとらえる考え方が広がってきています。

これから変わるかも|「菌を塗るスキンケア」が新しい選択肢として研究されています

最近では、皮膚にいる菌のバランスに着目し、「善玉菌」を含む成分を肌に直接塗るスキンケアが研究されています。特に、ロイテリ菌などを含む外用製品で、かゆみや炎症がやわらぐ可能性が示された報告もあります。

一方で、腸内環境と皮膚の状態の関係にも注目が集まっています。腸は体の免疫機能に深く関わっており、腸内の菌のバランスが整うことで、体の外にある皮膚の状態にも影響する可能性があると考えられています。こうした背景から、プロバイオティクス(体に良い働きをする菌)を摂取することで、アトピーの症状がやわらぐ可能性についても研究が進められています。

皮膚と菌、そして腸内環境の関係に着目したスキンケアは、「外側」と「内側」の両側からのアプローチとして、さらに発展していくことが期待されています。

本項目は、研究報告をもとに編集部がまとめた「新しい視点」です。まだ研究段階の内容も含まれるため、参考情報の一つとしてご覧ください。

参考文献