【投稿内容】
こんにちは、バイオガイアの小児科担当の牟田貴一です。
私は5歳と0歳の娘2人の父です。
粉ミルクに含まれる成分でアレルギーを起こすことがあります。
今日はミルクアレルギーを予防することについてお話していきます。

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ミルクアレルギーを予防するには？
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いろいろな理由で母乳ではなく、粉ミルクを使用しなければならないケースがあると思います。そういった時に最初から一般的な粉ミルクを使用するのではなく、ペプチドミルクを使用することでミルクアレルギーの発症を軽減させることができると言われています。

一般的な粉ミルクの主な成分は牛乳です。この原料となる牛乳に含まれるタンパク質は大きな分子構造で、腸の機能が未熟な赤ちゃんがそのまま吸収するとアレルギーを発症することがあります。ペプチドミルクは、牛乳のタンパク質を加水分解することによって分子量を小さくし、赤ちゃんが摂取しても異物だと判断しない（抗体ができにくい）ように作られた粉ミルクです。
とはいっても牛乳のタンパク質を完全に分解しているわけではありません。既になんらかのアレルギー症状が出ている場合は、アレルギー疾患対応の粉ミルクがありますので医師の診断のもと使用してあげてください。

赤ちゃんはまだ体の機能が未熟なので、アレルギーを発症しやすくなっています。ミルクアレルギーは体の成長とともに軽くなっていき、治るケースが多いと言われています。

気になる症状があるときは、早めに小児科の先生に相談しましょう。
普段から赤ちゃんの状態をしっかり観察しておくことが大切です。