【投稿日】2015/6/5
【お名前】淀江 晃太郎さん
【チャイルドヘルス購入】
【投稿内容】
こんにちは、バイオガイアの学術担当副社長の淀江晃太郎と申します。
前回までは、赤ちゃんが生まれてから微生物といかに関わっていくか、そしてその関わり方によって常在菌の多様性の違いと、その後の疾病リスクに違いあることをお話してきました。
本日は微生物と赤ちゃんの夜泣き・長泣きについてお話してみましょう。
-----------------------------------------------------
ロイテリ菌と夜泣き・長泣きの関係(1)
-----------------------------------------------------
赤ちゃんは本当によく泣きますよね。言葉が話せないための感情表現ですが、何らかの不快感を感じているからです。赤ちゃんが不快感を感じる原因は二つあります。
一つは肉体的な不快感です。これは、オナカが空いた時・カラダの痛みやかゆみ・周りの温度・病気の症状などがあります。
二つ目は精神的な不快感です。生まれて直ぐは環境に適応できないこと・睡眠時間のサイクルが不安定であること・情緒不安定などがあります。
原因は一つだけではなく複数の原因が複雑に絡んでいる場合も多いと思います。
不快感の原因が解消されると泣き止みますが、時には激しく、興奮して長時間泣き止まないことがあります。これは肉体的な不快感の一種で、海外では「コリック」(日本では乳児疝痛といわれることもあります)と呼ばれる症状です。1日3時間以上泣き、これが週に3日以上あり、少なくとも1週間以上続くと定義されています。
返信する