【投稿内容】
こんにちは、バイオガイアの学術担当副社長の淀江晃太郎と申します。
前回は、激しいおなかの痛みの原因は体内の微生物のバランスの乱れから起こるというお話しでした。
今日は、赤ちゃんと微生物の関わりについてお話します。
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2歳までに腸内細菌のバランスが完成されること
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お母さんのおなかの中で無菌状態の赤ちゃんは、生まれる時にお母さんの産道や皮膚の微生物と最初に出会います。その後、生まれてから微生物をもらう場所は、お母さんから70%、お母さん以外の家族から15%、その他赤ちゃんが口にするものから15%といわれています。
このようにお母さんの持っている微生物は赤ちゃんに大きな影響を与えます。
例えば、母乳の中にもL.ロイテリ菌やビフィズス菌など有益菌(良い働きをする菌)が多く含まれています。これは赤ちゃんの免疫システムが作られていく中で良い影響を与え、有害菌(悪い働きをする菌)からカラダを守って感染症を防ぐはたらきをしてくれます。「母からの恵み」と言えるでしょう。
おなかの中で無菌状態だった赤ちゃんが、生まれてからいろいろな微生物と出会うことになります。微生物に触れる順番とタイミングは、おなかの中の微生物のバランスをつくるだけではなく、免疫システムがつくられていく中でとても重要です。そして、生後約1.5〜2.0年でほぼ成人と同じような腸内細菌のバランスが完成されるそうです。
この期間に微生物に触れることを避けたり、有益菌を十分摂らないと健康に大きな影響を及ぼすことになります。
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2歳までに腸内細菌のバランスが完成されること【No.1】
【投稿日】2015/5/12
【お名前】淀江 晃太郎さん
【チャイルドヘルス購入】
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