最近、日本では異常なまでの除菌ブームです。しかし、多くの専門家はただの気休め程度でしかないと言っています。目に見えない細菌は空気中にたくさん漂っているからです。
また、除菌をすれば良い菌も死んでしまいます。清潔すぎる環境では善玉菌も住みにくい環境になると言っている専門家も多いのです。
子供の頃から細菌が多い環境で生活している途上国の人たちは、先進国の人と比べてアトピーや花粉症疾患者数が少ないと言われています。
実際にどろんこ遊びや川で泳いで遊ぶ機会が減った現代の日本では、アレルギー患者数が増えています。これは貧弱で不安定な体内菌のバランスによるものです。一方でどろんこ遊びや動物と触れ合うことで多くの菌を取り込むことになります。
これにより体内菌のバランスが安定し、さらには免疫の調整も行います。バランスのとれた免疫により抵抗力がついてアレルギーや他の病気になりにくい体質になってきます。
実際に菌を避けて生きることは不可能です。菌を避けるのではなく菌と仲良く共生していくことが重要です。そして、いろんな菌と共生して善玉菌が少し優位な腸内環境にして悪玉菌が悪さをしないようにする事が大切です。
また、ファーストフードなどを含む食生活、薬剤、飲酒、喫煙、ストレスなど善玉菌にとって生存しにくい環境になりがちです。体内菌が喜ぶ生活環境を心掛けましょう。
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